応急手当の基礎②感染防止について

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応急手当普及員の安田です!

今回は、救急現場での感染防止について説明します!
なかなか遭遇することは少ない中でご自身の身の安全は自分で守るよう知っててください!
救急隊員は、救急車での出場に際し、感染防止の基本として感染防止衣(空色のジャンパー)、マスク、手袋を必ず着用します。
原則、手袋は一人の患者さんに限るので、複数の患者さんの場合、付け替えるか、救急隊員ごとに分かれて観察、処置をすることになります。
現場で触れる患者さんにどのような病気があるかわかりません。
一人の患者さんから別の患者さんや救急隊員に感染しないよう、血液、便、尿、吐物等に接触した時は慎重に他に接触しないよう行動します。
救急隊員は、感染防止衣のポケットに複数の手袋を準備しており、現場で履き替えることもよくあります。
現場で発熱、咳のある患者さんを背負って階段を移動させ、感染した救急隊員もいます。患者さんにマスクをつける必要がある場合もあります。
皆様が応急手当を行う上では、現場で準備できるものは限られます。マスクやナイロン袋等を普段から携行していれば、少しは進んで応急手当ができると思います。
私も応急手当普及員の資格取得後、車などには手袋やマスク、ビニール袋等は常備するようになりました!
決して高価なものではありませんので、ぜひ携行されることをおススメ致します!
また、触れた手は、出来るだけ早く水道水で洗ってください!
くれぐれも感染には注意しながら、応急手当をよろしくお願いします!

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